夜空に瞬く白糸

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【旅行記・函館、札幌】くじ引きで北海道へ【その1】

 

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結果が当たりかどうかはその後の行動で決まる、ストロングスタイルくじ引き。

 

 

きっかけ

 

 

最早なにも語るまい。

 

札幌まで行くのであればAdhara温泉地巡りの一つである函館の湯の川温泉に行ける!となったので函館をメインについでに札幌に寄る程度で予定を組んだ。

もちろん、函館から札幌までにめちゃくちゃ距離があることは承知済みである。

 

予約した時ははこだて割と呼ばれるワクチン打った人向けの割引があったため、これを利用してホテル代を2泊3日で1.7万程に抑えた。ホテル代過去最安。

 

今回の飛行機セントレアから便を出すため、一人旅を始めてから初めてセントレアを利用した。最後に利用したのは高校の修学旅行だから多分5年以上振り。

 

と言っても午前のそこそこ早い時間に到着し売店はまだ開いてなかったので、スタバのチョコバナナフラペチーノを飲みながら適当に時間を潰した。

 

チョコバナナフラペチーノ。正式名称はもっと長かったと思う。

セントレアから函館空港に行く際は、窓側の座席を取ることをおすすめする。言われずとも飛行機は基本的に窓側を押さえるとは思うが。

函館空港に降りる前、ルート的に函館市の真上を通過するため、五稜郭もしくは赤レンガ倉庫を見下ろす形で上空を通過するからだ。左側を押さえると五稜郭が、右側を押さえると赤レンガ倉庫周辺を見下ろせる形となる。

 

函館空港着陸直前の大雑把な空路

実の所、何故か旅行当日まで「自分が北海道に行く」という実感がまるでなかったが、飛行機から五稜郭を見た時初めて自分がこれから北海道に降り立つことを実感した。

 

湯の川温泉は函館空港とJR函館駅の間くらいに位置しており、空港に到着してバスで10分しないうちに到着するため、まずは宿泊先に荷物を預けてから昼食場所へ向かった。宿泊先の話は後程。

 

初日の移動手段は全て路面電車。湯の川温泉からJR箱館駅近くまでを繋いでくれる交通手段の1つ。熊本でも路面電車を使ったのでかれこれ2回目だ。これで五稜郭駅まで飛んだ。

 

そしてお昼ご飯はそう、函館名物のハセガワストア(通称ハセスト)のやきとり弁当である。

 

ハセガワストアのやきとり弁当(名前に反して中身は豚串弁当)

この時の時刻は14時頃、夜はバイキングなのもあってこの時間からがっつり海鮮を食べると確実に夜に影響が出る。でも函館っぽいものは食べたーい!ということでやきとり弁当が選ばれた。ボリューム/味は共に問題なく、値段もお手頃価格で願わくばハセストが会社の横にできないものかと願った。

 

ハセスト、入店すると店内は焼き鳥のタレのにおいで満たされているのに、売ってるものはコンビニと総菜屋を足して2で割ったラインナップで脳がバグりそうになった。

 

食後のデザートはセイコーマート(通称セコマ)の北海道メロンソフトを頂いた。当時はちょっと寒かったが、それでも絶対に買って食べるべきだという周囲からのオススメ。195円にしてはメロンの味がしっかり出ていて美味い。ドリンクバーのメロンソーダのような味ではなく、ちゃんとメロンの味がして美味しかった。うますぎて2泊3日の旅行中に4本食べた。

 

セイコーマートの北海道メロンソフト(195円)

メロンソフトを食べながら向かったのは五稜郭。函館と言えば、のやつ。陰謀論者がよくオーパーツとして話題にあげるやつ。

 

現地で知ったことだが、この五稜郭特有の星形は元は海外にあった建築様式らしく、世界各地に五稜郭と似た形の建造物が見られるらしい。この形にする事で、敵が来た時に大砲で撃ちやすいとか外敵の監視がしやすいとかまぁそんなところだと聞いたことがある。

 

五稜郭内部は箱館戦争により建造物の大部分が焼失しているため、現在残っているのは中央にある大きな奉行所のみとなっている。周りは思ったより原っぱだが、説明看板を読む限りかなりの建物があり、普通に暮らすことができたそうな。

 

五稜郭に唯一残ってる建物である奉行所

ちなみに桜が咲く一週間前に来たことと当日はどんよりとした曇りだったため、なんかちょっと寂しいことになっている。これ全部が桜になるわけだから咲いた時には綺麗なんだろうけども……。

 

五稜郭を出て、早速その巡ってみた五稜郭を上から見てみようということで五稜郭タワーに登った。

五稜郭タワーの周辺は高い建物がないから非常に目立つ。

 

五稜郭

おーこれこれ!パンフレットとかでめっちゃ見た景色だ!

 

五稜郭タワー内は五稜郭にまつわる歴史の展示が数多くあった。が、悲しいことに自分は歴史に非常に疎いのでふわっとした理解しかできなかった。とにかくここが旧幕府軍の最後の砦で、ここを舞台にして行われた箱館戦争が終結して明治時代を迎えたことは理解できた。

それと立地は船から放たれる大砲を避けるために海岸から一定の距離を保っていて、かつ赤煉瓦倉庫から可能な限り近いことに建てることが条件だったから函館観光の中では微妙にアクセスが悪いことがわかった。

 

五稜郭観光が済んだので再び路面電車に乗ってホテルに戻る。

 

信号機

あ、これ雪が信号機に被らないようにするためにつけた蓋だな。LEDは熱持たないから蓋がないと雪で見えなくなっちゃう。

湯の川温泉駅で降りてまず向かったのは銀月という老舗和菓子屋さんで、56年も営業されている湯の川温泉の人気和菓子店だ。

 

銀月

目的は温泉むすめコラボパックで好きな団子を3種類詰めれるパックなのだが、夕方に着いた時にはすでにみたらし団子しか残っていなかった。どうやら大人気店らしい。

 

湯倉神社の鳥居

次に向かったのは温泉神社こと湯倉神社。いつもの温泉むすめ社渡り特定レギュレーションである。

といっても着いたらお参りするだけだけど。

 

境内

神社は広く、落ち着いた雰囲気があった。(小並感)

廃れた感じが全くないから時期を合わせれば人が沢山いそう。

あと撫でウサギというウサギの像が置いてあった。古来よりウサギは神獣とされており、そんなウサギを撫でてご利益を得よう!というやつである。撫でた。

 

撫でうさぎ

神社を後にして一泊目のホテルへ向かった。一泊目に止まったのは「海と灯(あかり)ヒューイットリゾート」というホテルで、2021年夏にオープンしたばかりのホテルである。

宿探しをしているときにネットで1年の2/3くらいはホテルに泊まってる変態ホテルライターが行ってよかったホテルとして紹介した記事を見て、じゃあ…ということで選んだ。ああいう記事が紹介するホテルは宿泊代が信じられないくらい高い時が多々あるが、朝夕食のバイキング付きでも2万を切るという超コスパだったのが決め手。

 

ホテル外観・入口・フロント

シングルの部屋をとったが、宿泊したのが金曜日だということもあり部屋が空いていたので2人部屋に変えてくれたらしい。わ、わーい。ウレシイナー。シングル部屋用意してるホテル少ないからどんな部屋か見てみたかったなー!

 

部屋

これがその部屋。最近オープンしただけあって清潔感の極みのような部屋だった。

チェックイン処理も済んだので早速大浴場へと向かった。大浴場はこのホテルの最上階(確か12階)で津軽海峡が望めるインフィニティ設計である。

 

まず温泉入ってびっくりしたのが、

 

畳風呂・壺風呂(公式サイトより)

これ、外湯だったんすね…という驚き。畳風呂と壺風呂からでも津軽海峡を見渡すことができ、当然インフィニティの縁から眺めるのも良い。温泉の温度も極めて高いということはなく、ずっと入れる。要するにめちゃくちゃいいここ!!

何度も位置を変えながら1時間半くらいのんびりしていた。

 

で、お待ちかねの夕食はバイキングで内容は最高。豊富な種類から作れる海鮮丼やカニ食べ放題、ステーキもチキンもデザートもその他諸々も!

文章では到底言い切れないので写真も大量に撮ってきた。

 

海鮮丼エリア

寿司

デザート

and more

まぁーとにかく種類の多いこと多いこと。パンと一部のサラダ以外は一通り食べてもうお腹はいっぱいです。

 

本当は湯船に入りながら日本酒が飲めるサービスを利用したかったが、お腹いっぱいで部屋で休んでいたら受付時間を過ぎてしまっていた。そんなサービス他では見たことなかったから絶対やってみたかったのに…。

 

銀月の団子(温泉むすめコラボ仕様)

部屋に戻り、腹を休ませてから銀月で買った団子を頂いた。

老舗の団子屋の団子って感じが大変よかった。めっちゃ素朴な味〜!

 

その後夜も大浴場に入った。夜のインフィニティ風呂と月に照らされた津軽海峡、めちゃくちゃ風情があって大変良い。

 

以上。次回は函館赤煉瓦倉庫周辺と函館山。

 

 

以下おまけの箇条書き

・旅くじについて:セントレア発の便で旅くじを回すと、候補は「石垣島」「沖縄」「仙台」「札幌」のいずれか。つまり1/2の確率で沖縄県なわけだが…。ちなみに個人的には札幌>仙台>沖縄のいずれかの順で出て欲しいと思ったので満足。

・今回はサービスでこのホテルを選んだけど、温泉の質を加味して探すなら笑函館屋ってところを採用したんだろうなって思う。

・はこだて割、どこも秒殺で予約がなくなっていって、最後はクレオトラベルという自分は全く知らなかった旅行会社と直接メールでやり取りすることになったが、丁寧な接客で好感が持てた。最初怪しいとか思ってごめんな…。ちなみにもう一泊はエアトリホテルで取った。

・五稜郭周辺、セコマもあるしハセストもあるから札幌初心者に優しい。

・五稜郭の奉行所の中も見て回った。似た構造の部屋が多くて方向音痴殺しだった。それと奉行所の2階にある小部屋に続く階段は防災法の関係で現在は観光客を登らせることができないらしい。五稜郭タワーがあるし登れなくても全然問題はない。

・五稜郭タワーの入場料支払いはQUICPay対応。

・銀月の温泉むすめコラボのやつ、包装している紙とは別で多分観賞用でもう1枚もらった。

・海と灯の露天風呂からは函館山が見える角度がある。

・露天風呂と海の間に少し高い建物が1棟あり、インフィニティ設計ではあるものの視界に入ってちょっと邪魔だなって思った。あれ女湯からだと見えないのかな。

・実は海と灯のフロントにも銀月の団子がウェルカム団子として置いてあるが、自分がついた時にはもうなかった。

・実のところ海鮮に期待を寄せていてステーキとか肉類はそんなに期待していなかったけど、肉類もちゃんと美味しくて感心した。

・バイキングにはあとパンと蟹があったけど後で見返したら自分が映りこんでたから載せなかった。

・バイキング盛り付けセンス0だからそっちの写真はないけどデザートだけ載せれるレベルになったからこっちに載せる。

 

デザート

・湯の川温泉は温泉街ってほどちゃんとした温泉街はなく、宿泊施設がちょっと多い普通の街くらいの印象だった。やっぱ赤レンガ倉庫周辺がメインコンテンツなんだろうね。