※これはあくまで個人の考えです。あまり鵜呑みにせずに参考程度に見てください。
この前、ちょっとしたことからAhrefsっていう、検索ワードに対してどれだけ影響力があるのかを調べるツールを触る機会があったんですよ。
そこで迷わず「崩壊3rd」を入れて調べてみたら、月に139,000回は「崩壊3rd」の検索ワードで調べられてることが分かって、さらに「崩壊3rd リセマラ」で月15,000回調べられてることがわかったんです。
既存プレイヤーは知ってると思うんですけど、崩壊3rdって尋常じゃないくらいリセマラめんどくさいんですよね。端末単位でアカウントが保存されてるからなんですけど。
だからリセマラするなら、そのアカウントを別端末に移して元端末に新規アカウント作ってまた別端末に移して……って2台使った方法しかなくて非常にメンドウ。
しかも、ゲーム開始は長い長いロードが入ってリセマラ1回に対する時間もバカでかい……。中途半端な結果が出ると妙にジレンマに駆られるし。
仮に月15,000人がリセマラを考えているとして、この15,000人から何人がやたら面倒なリセマラしてゲーム始めるんですかね……。
書いてから思い出したけど今ってそういやワンポチで端末のセーブデータ消せるんだっけ?詳細求む。
というわけで、ここで俺は「崩壊3rd リセマラ」に絞ったある答えを出す。
結論
どうせリセマラするなら「神恩頌歌」一点を狙え。
それが面倒に思うならリセマラしないで始めたほうが時間にもメンタルにもやさしいし、崩壊3rdは継続するのも大事だから1日でも早く始めたほうがいい。
以上。
こっから下は全部その理由と解説。
- 結論
- 崩壊3rdでリセマラする意味
- 前提知識:初期ランク
- 各ランクの特徴
- 前提知識:霊魂覚醒
- 神恩頌歌は序盤からずっと都合がいい
- 「空の律者」はちょっと扱いづらい
- 他のSキャラは恩恵を感じたり感じにくかったりして微妙
- まとめると
崩壊3rdでリセマラする意味
このゲームでリセマラする意味は「序盤では(操作感が)使いやすいアタッカーになって、中盤以降はその汎用性から後々PT選択肢を増やせるキャラをあらかじめ無料で確保する」ことにあると思う。
他のゲームだと単純にぶん殴れたり、リーダースキルが優秀なやつを確保するのかな?もしそうだったら、結構考えに違いがあると思う。
正直な話、最初は「プレイヤーレベル=キャラとスキルのレベル上限」って仕様上どのキャラで始めてもそれほど強くない。
そのキャラがもともと持ってる仕様を使ってゴリ押せればなんとかなるかもしれないけど。
だから、強いキャラ引いて序盤俺TUEEEEはあまり考えない方がいい。
それよりも、このゲームでリセマラする意味の8割は「用途が広いキャラを先に確保することで作れるPTの選択肢を増やす」ことにあると言ってもいい。
それくらい崩壊3rdはPT構築プレイのゲームだ。
頭数が増えないと心配かもしれないが、Aランクキャラはコツコツやってれば自然に増えるから安心してほしい。
前提知識:初期ランク
すぐにでも「調べて出てくる例の2つのサイトのリセマラランキングは参考にするな!」と叫びたいが、
まずは前提知識として、崩壊3rdのキャラランクと霊魂覚醒について説明する。
ガチャから出るキャラは最初のランクが(B, A, Sで)決まっている。とりあえず「初期ランク=レアリティ」という認識でOK
また、欠片を集めることでキャラのランクを上げることができる。これで初期ランクがBだろうがSだろうが、ランクSSSまで到達できる。
それと、キャラの入手方法はガチャで当てる以外にクエスト周回とかで欠片を集めることでも解禁することができる。つまり「無課金で欠片が回収できるキャラ=無課金で入手できるキャラ」と認識しても問題ない。
整理
- キャラそのもの:ガチャから出る。出たその時から使用可能
- キャラの欠片:クエスト周回やガチャから出る。一定数集めると解禁でき、さらに欠片を集めると初期ランクがいくつであれ、SSSまでランクを上げることができる。また、キャラがダブった場合も欠片に分解される。
たかがレアリティの違いだが、それぞれのランクには特筆すべき特徴がある。
各ランクの特徴
B:初期キャラ3人+1人のみが該当するランク。欠片の回収が非常に楽で、「戦乙女・戦車」は特に装備が揃ったあたりで初期Bながら他キャラに負けない強さを持つ。それ以外は……うん……。
A:一番人口の多い初期ランク。コツコツやれば解禁からランクアップまで無課金で完結するため、持つためのハードルが低いのが特徴。
大体のキャラがSランク以上に上げないと形にならない。Aは体験版のようなもの。
成長するとSランク顔負けの性能を持つ強力なキャラもいるが、中にはどうあがいても弱いキャラもいる。
欠片の回収方法は基本的にストーリーステージ周回か素材との交換。「プリコネと一緒だわ」ってよく言われるからまぁプリコネに似てるのだろう(未プレイ)
S:初期ランクの中で最高。キャラ性能自体はSで完結されているのが多いため、ランクを上げる必要性がないのが特徴。(例外もあるけど「Sでも普通に使える。けどランク上げるとかなり強い」とかそういうレベル)
しかし、傾向としてガチャ産の装備をそろえないと真価を発揮しないことが多く、使うためのハードルが高いことが多い。
欠片回収はできるキャラとできないキャラがある。しかも欠片回収できるといってもかなり気の遠くなる道のりで、解禁だけでもかなり時間がかかってしまう。
稀に運営(miHoYo)が気をつかって「数か月間で一定量の水晶使ったらプレゼント!」とかやってたりやってなかったりする。
また、一部のキャラは6,000水晶支払うと確定で手に入る。
前提知識:霊魂覚醒
一言でいうと「裏キャラ」。あるキャラのスキルの一部を引き継いでいる別のキャラのことである。よく八重桜が気に入って始める人を見るが(気持ちはわかる)八重桜はどのキャラも霊魂覚醒である。
「表キャラとは同時出撃不可」「解禁、ランクアップに必要な欠片数が多い」とか細かく言えば仕様はあるけど、関係ないからこの辺は省略する。
ここで把握しておきたい仕様は「スキル強化には特別な素材が必要である」ということ。
まぁこの素材が枯渇しまくるのよ……。


今は入手手段が増えて少しマシになったかもしれないけど、それでも初級はざっと計算しても100個は超えそうだし高級は多分ランクが60あたりになっても余る余裕はない……と言うくらい枯渇しまくる。
スキル素材を必死になって集めるということはリソースを割いてるわけなんだけど、そのせいで別の交換品を手に入れるのが遅れるのも地味に辛い。
例えば初級はオープンワールドと呼ばれるコンテンツで交換できるが、オープンワールドの素材で八重桜の欠片や、無限に欲しい「時空構造箱」と呼ばれる箱も交換できる。
そんなこんなで詰まってしまうとモチベにも関わってしまう。しかもスキルレベルが低いのはキャラによっては結構致命的だし。
だからリセマラキャラで霊魂覚醒を選ぶのはあまりお勧めしない。
神恩頌歌は序盤からずっと都合がいい
さて、なぜ神恩頌歌のみにターゲットを絞るかという話なんだが。
それは初期Sで欠片の入手手段が現状なく霊魂覚醒でもない、さらにサポーターとしてできることが優秀だからである。
「初期Sで欠片の入手手段が現状なく霊魂覚醒でもない」の部分はさっき解説したから理由は省略するとして、神恩頌歌がなぜここまで支持されているのかについて解説しよう。
このゲームは「そのキャラでなにができるか?」が非常に重要なのだが、神恩頌歌は
- EP(エネルギーのようなもの)を支払うことなく、敵の防御力を下げれる。
- 必殺技は敵を1点に吸い込むブラックホール(PSO2で言うところのゾンディール)+ダメージ稼ぎ。
- 使用する武器カテゴリが「十字架」なので、十字架によってある程度補助内容もカスタマイズできる(会心率を上げるフィールドを作ったり強力な物理ダメージを与えたり)
など(ここで説明してもわかりにくいためそれ以外は省略)ができる。
これは全キャラ中屈指のサポート能力であり、「神恩頌歌の必殺技で敵を束ねる&防御ダウン→必殺技で敵をすべて凍らせるキャラにチェンジして凍らせる→アタッカーで一網打尽」という組み合わせが実現できてしまう。
特にエンドコンテンツで非常に出番が多く、PTの組み合わせも多様なため非常に優秀なキャラである。
このキャラのデメリットは攻撃力のなさにあるが、序盤はほとんど気にならない。
どの道序盤はどのキャラも大して強くないし……。
また初期Sキャラの「装備要求が高め」という点についても安心してほしい。無課金で手に入れれる「テレサ・起源」と呼ばれる装備とその辺の十字架を装備させれば十分食いつなげることができる。
そんな神恩頌歌を無料で手に入れることができるのは非常に大きい。ぜひリセマラするなら神恩頌歌が出るまで回し続けてほしい。
「空の律者」はちょっと扱いづらい
恐らくリセマラ候補のもう一人として「空の律者」をある攻略サイトから聞いただろう。
確かに空の律者は強い。遠距離継続DPSアタッカーはあれしかないし、回避性能も必殺技の威力もかなり高い。
だが火力はガチャ産装備から来ているものである。しかも霊魂覚醒だし無課金でも装備組みにくいし……。
それと空の律者は強みである「律者状態」に持っていく必要があるのだが、これは装備がそろってないと時間かかるし装備揃ってないと恩恵感じづらいし……。
というか空の律者は存在がネタバレなのでストーリー中あれを使ってると感情移入しにくいし。
まぁ要するに「装備要求が高く、かつ霊魂覚醒だから育成にリソースと時間がかかる」からあまり強くは勧めない。
基本的に神恩頌歌と空の律者は同じガチャの中に入らない。
「神恩頌歌狙ってたのに空の律者でたんだけど」ってジレンマに駆られることはないから安心してほしい。
だけど「俺は元から課金する気満々やぞ!!」って勇者はリセマラで狙ってもいいと思う。そんな人おるんか……?
他のSキャラは恩恵を感じたり感じにくかったりして微妙
で、他のSキャラなんだけど、これはこれでガチャ産装備が必要だったり恩恵が感じづらかったりして「リセマラで報われてない感」がどうしても心に引っかかり続ける。
実際自分は次元限界突破でゲームを始めたが「次元おってよかったぁ……」と思ったのはランク50後半より後、具体的には勿忘を使ったPTが完成した時に初めて感じた。逆に言えばそれまで「もっと他のキャラが出るまで回せばよかった……」と思ってた。
また、次元限界突破は現在6,000水晶を支払えば確定で手に入る。
さすがにそのムーブを他の初心者にさせようと思わない。
まぁ、後々どの初期Sキャラもいた方がいいに越したことはないんだけど、それはどのキャラも一緒だし……。
よって他Sキャラはナシだ。神恩頌歌を狙う勢いで回すか、諦めてさっさとゲームを始めよう。
「いやでも一点狙いはちょっとこええよ……強いて言うなら他にもあるだろ……?」って人のために一応、月輪もあまり強くは言わないが勧めておく。
彼女も最近無課金でいい感じの装備が組めるようになった。
「一週間リセマラし続けて神恩頌歌が出ないけど月輪は出た。もうあきらめていいですか……?」と言う人は月輪で始めてもいいかもしれない。
まとめると
- 初期ランクS以外は、ガチャ以外でも入手手段が豊富だからリセマラに向かない
- 特に初期ランクSの「神恩頌歌」は序盤は無課金装備でごり押し、頭数がそろってくると優秀なサポーターとして光るという汎用性の高さからリセマラにおすすめ
- 他の初期Sキャラは装備をそろえるためにガチャを回す必要性に駆られたり、恩恵を感じ辛かったりしてリセマラ苦労に対するリターンが得られ辛い
- 霊魂覚醒のキャラは育成難度が高い&リソースがかかる
- 「霊魂覚醒」「装備のためにガチャを回す必要がある」の2つから他サイトでよく勧められる空の律者はあまり勧めることができない。しかし、元から課金する気があるのなら空の律者でも問題ない。
- ということでリセマラは「神恩頌歌一点狙い」「それが難しいと思うならさっさと始めたほうがいい」ということになる
そんなところかな。「このブログ何言ってるかわかんねぇわ」って思ったら「結論」の部分だけ把握してくれればOKです。
以上。たぶんこれあと半年弱は文章をちょくちょく変えてそうだ……。